研究課題/領域番号 |
23651128
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
浅沼 浩之 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20282577)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | DNA / ストランドインベージョン / インターカレーター / PNA / D-Threoninol / ストランドインベーダー / トレオニノール / Threoninol / 色素 |
研究概要 |
本研究では、D-Threoninol に色素などの機能性分子を導入したヌクレオチド・アナログ=Threoninol-Nucleotide (TN)を導入した DNA(TN-DNA)と、通常の未修飾のPNA を組み合わせた新たなストランドインベーダーの開発を目指した。DNA 二重鎖へのインベージョン活性を示すためには、二重鎖の安定性の序列が DNA/PNA, TN-DNA/DNA > DNA/DNA > TN-DNA/PNA を満たす必要がある。そこでこのような安定性の序列を満たすための機能性分子と TN の導入方法を検討した。その結果、電子吸引性基を導入した平面構造のインターカレーターが DNA 二重鎖を大きく安定化することを見出した。また TN を天然のヌクレオチド 2 残基毎に導入すると、PNA の二重鎖を阻害しつつ DNA との二重鎖形成を促進することも明らかにした。これらの結果に基づき、PNA と機能性分子としてアントラキノンを導入した TN-DNA の組み合わせることで、実際に DNA 二重鎖にストランドインベージョンすることを明らかにした。
|