研究課題/領域番号 |
23651181
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
馬場 信弘 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10198947)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 土砂災害 / 防災 / 乱泥流 / 重力流 / 計算流体力学 |
研究概要 |
地球温暖化に伴う異常な集中豪雨によって頻発し始めた大規模な土石流に対する防御のための具体的な方法を提案した.傾斜する小型水槽を用いた画像計測とナビエ・ストークス方程式の有限体積解に基づいた計算を行った結果,障害物によって,質量,エネルギーの集中する流れの先端部を上下の部分に分断することによって,後方からのエネルギーの供給率が大きく減少することが示された.平常時には生態系等環境への負荷をかけない,底面から離れた水平な平面的構造物でも衝撃的な荷重による破壊力が激減する大きな効果があることが明らかになった.
|