研究課題/領域番号 |
23651202
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
システムゲノム科学
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研究機関 | 大阪大学 (2014) 京都大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
松林 伸幸 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20281107)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 溶媒和 / エネルギー / ゆらぎ / 溶液理論 / MDシミュレーション / 自由エネルギー / 分子シミュレーション / 相関解析 / 分布関数 / 構造エネルギー / 生体分子 / 液体論 / パスウェイ / 相関 / 生物物理 / 応用数学 / 計算物理 / 自己組織化 |
研究成果の概要 |
タンパク質の構造ゆらぎに応じて、その分子内構造エネルギーと溶媒和自由エネルギーもゆらぐ。本研究の目的は、エネルギーゆらぎを相互作用成分ごとに分割して相関解析を行うことである。溶媒として純水だけでなく、尿素ー水混合溶媒も検討した。その結果、溶媒が純水の場合、構造エネルギーと水和自由エネルギーの間の補償関係から、タンパク質構造のゆらぎが水和によって誘起されることを示し、相互作用成分への分割によって、エネルギーゆらぎは静電相互作用に支配されることを明らかにした。また、純水から尿素ー水混合溶媒への移行の場合は、van der Waals相互作用が支配的な寄与をすることが分かった。。
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