研究課題/領域番号 |
23651238
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
王子田 彰夫 九州大学, 薬学研究院, 教授 (10343328)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | クロライドイオン / 蛍光プローブ / バイオイメージング / 細胞機能 |
研究概要 |
本研究では、アクリジニウムアミド構造を有する新しいタイプのクロライドアニオン蛍光プローブの開発を行った。この蛍光プローブは、衝突消光のセンシングメカニズムにより、クロライドアニオンに対してシグナルOFF型の蛍光応答を示す。また、生体と同程度の1 mMから百mM程度のクロライドアニオンを検出することが可能であった。開発したアクリジニウムアミド型のプローブのセンシング特性を利用して、HEK293細胞内のクロライドアニオンをバイオイメージングにより可視化することに成功した。 また、本研究では、細胞膜透過性のアクリジニウムアミド型プローブの開発にも成功した。この膜透過性プローブは今後、細胞内クロライドイオンの機能を解析するための新しい分子ツールとして有用であると期待できる。
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