研究課題/領域番号 |
23651265
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
安藤 究 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80269133)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 経済・労働 / ジェンダー / 埋め込み / ライフコース / ネットワーク / 労働力の女性化 / 国際情報交流 |
研究概要 |
本研究は、戦後の生命保険産業の発展が、戦後日本社会のジェンダー構造に埋め込まれた(embedded)変化であることを、エージェントの中心が女性である民間生命保険会社と男性である郵便局・農協の比較調査を通じで示した。特に、エージェントのジェンダーと、生命保険販売における「信頼」の獲得方法の相違に密接な関連があることは重要な発見であった。 また、現在経済が高度に成長し、生命保険産業の発展・家族と女性のライフコースの変化が見られるトルコの調査からも、戦後の日本の生命保険産業の特質が経済成長にともなう一般的なものではなく、日本のジェンダー構造への埋め込みであることが示された。
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