研究課題/領域番号 |
23652007
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
藪 敏裕 岩手大学, 教育学部, 教授 (20220212)
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研究分担者 |
石川 泰成 九州産業大学, 国際文化学部, 教授 (10289358)
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連携研究者 |
劉 海宇 岩手大学, 平泉文化研究センター, 特任准教授 (70649441)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 漆紙文書 / 『古文孝経孔氏伝』 / 平壌貞栢洞364号墳出土竹簡 『論語』 / 韓国出土木簡 / 平壌貞栢洞364号墳出土竹簡『論語』 / 古文論語 / 古文孝経 / 平壌貞柏洞364号墳出土竹簡『論語』 |
研究概要 |
漆紙文書や日本出土木簡『論語』、『論語集解』を中心に敦煌本、開成石経、日本旧鈔本など校勘作業を行ない、日本出土木簡『論語』テキストの持つ書誌学的体例を考察した。何晏『論語集解』については日本旧鈔本、敦煌出土本の体例とほぼ同じであり、奈良期の地方官衙にまで集解系統のテキストが浸透していたのではないかと推定した。 漢代~六朝期の儒教経典の変遷をたどる上で重要な問題である、漢代経学の古文系・今文系のテキスト問題、解釈の対立について考究した。特に、漆紙文書『古文孝経孔氏伝』が持つ古文系(隷古定か?)とされる文字について検討を行い、今文古文問題とは異なる問題をふくむのではないかと推定した。 .
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