研究課題/領域番号 |
23652015
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
下野 正俊 愛知大学, 文学部, 教授 (70262053)
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研究分担者 |
木島 史雄 愛知大学, 現代中国学部, 准教授 (50243093)
須川 妙子 愛知大学, 短期大学部ライフデザイン総合学科, 教授 (40342125)
山本 昭 愛知大学, 文学部, 准教授 (50269304)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 比較思想史 / 教養 / 読書実践 / 書画 / 女子教育 / 和菓子 / オントロジー / 思想史 / 現象学 / 料理教育 / 書道 / 漢詩 / テクスト / アート・シーン / 情報 / 伝統文化 |
研究概要 |
この研究では、教養として学ぶべきと考えられた一群のテキストがどのように選ばれ、どのように教育されてきたのか、東アジアと西欧を対象に歴史的に論じた。この結果「教養世界」という概念に到達した。 教養世界は、1.文献世界と2.生活教養の二つのレベルに大別される。テキストとその解釈からなる文献世界と、身体統御の技法と教育からなる生活教養とが有機的に結合することで教養世界になるのである。 我々は一方ではこのような制度について、哲学、情報学の見地から原理的に考察した。また他方では制度の実際を詳細に記述する歴史学的探求とを行った。加えて、大学の教養教育の今後について、一定の提言をなし得る知見を獲得した。
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