研究課題
挑戦的萌芽研究
イソップ寓話集は、ヨーロッパのルネサンス期の文化において、シュタインヘーヴェル版(1447年)を中心に広範に受容され、イエズス会の教育課程においても大きな役割を演じた。それは16世紀末に日本に導入されて、『イソポのハブラス』と『伊曽保物語』という物語を生みだした。その典拠は、シュタインヘーヴェル版をもとにしたスペイン語版イソップ寓話集とともに、ドロピウス版イソップ寓話集、さらには、いくつかの道徳的説話集に求められる。また江戸時代においては、洋画家司馬江漢が、ヨースト・ファン・フォンデルによる、エンブレム・ブックの形態をとったオランダ語版イソップ寓話集から影響を受けて作品を制作している。
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ユリイカ
ページ: 140-156
新プラトン主義研究
巻: 第11号 ページ: 17-34
埼玉大学紀要(教養学部)
巻: 47巻 ページ: 17-32
科学史研究
巻: 50巻 ページ: 18-14
110009564829
埼玉大学紀要(教養学部)
巻: 47(1) ページ: 17-32