研究課題/領域番号 |
23652094
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
本田 盛 関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (30132319)
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連携研究者 |
今西 祐介 関西学院大学, 総合政策学部, 助教 (80734011)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 生成文法理論 / 統語論 / 日本語方言変異 / 喜界島 / 喜界語 / 方言変異 / 生成文法 / 言語の地理的変異 / 国際情報交換 / ヨーロッパ / パラメータ / Microparameter / Syntax / Dialect / 日本語方言 / マイクロバリエーション |
研究成果の概要 |
本研究では方言変異が基本的には言語一般で働いているメカニズムと同じものによって作り出されるという仮説にもとづき、どのような統語的性質が方言変異を生み出すかを明らかにしようと試みた。実証研究として、奄美大島の喜界島で話されている喜界語をとりあげ、分析をおこなった。その結果、補文標識削除、N’削除、格パターンが方言変異を生み出す上で、重要な役割を演じることがわかった。言語間の差異と微少差異はそれほど大きく異なるものではなく、言語間差異をあらわす規則や原理は同時に微少差異である方言変異にもはたらいているというメカニズムが考えられる。これによりより説明力の高い言語理論の構築が可能となるであろう。
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