研究課題/領域番号 |
23652115
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
初鹿野 阿れ 名古屋大学, 国際教育交流本部, 准教授 (80406363)
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研究分担者 |
山崎 けい子 富山大学, 人文学部, 人文学部 (50313581)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 他者開始修復 / 日本語非母語話者 / 会話 / 日本語教育 / 修復 / 会話分析 / 母語話者・非母語話者 / 非母語話者 / 母語話者 / 自己開始修復 |
研究概要 |
日本語非母語話者(NNS)1名と母語話者(NS)2名の雑談に現れた「他者開始修復(聞き取り、理解の問題に対処するやり方)」連鎖を分析した結果、NS同士に比べ、NNSとNSの修復連鎖は、長く、構造が複雑になることが観察された。NNSがNSの発話に対して開始した修復は、ゆっくりと易しい言葉で行われたり、既にNNSが理解しているにもかかわらず続けられたりする事例がみられた。NNSの発話に対してNSが始めた修復も、NNSに対して配慮を示しつつ行われているが、対等な参加者としてNSの配慮のあり方に再考を促すような事例も観察された。この結果を日本語教師が意識し、NNSとの会話にかかわることは重要であろう。
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