研究課題/領域番号 |
23652152
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田口 正樹 北海道大学, 大学院法学研究科, 教授 (20206931)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 岡松参太郎 / ドイツ法学 / 台湾 / 旧慣調査 / 東アジア / 慣習法 / 法学者 / 民法 / 旧慣 / 歴史法学 / ドイツ / 植民地 / 立法 / ベルリン / ハレ / 留学 |
研究概要 |
民法学者岡松参太郎(1871-1921)は、1896-1899年のヨーロッパ留学中にとりわけドイツの大学(ベルリンおよびハレ)で勉学したが、特定の学説や分野に限定されず、19世紀ドイツ法学の一般的性格を深く理解する機会を持った。彼が主導した台湾旧慣調査は、台湾の旧慣をドイツ法学の概念で記述するものであったが、その基礎には、中国法系を軽視しローマ法系を高く評価する近代日本の法系論、人民の代表としての法学者が法形成を担うという19世紀ドイツ歴史法学の基本姿勢、国家法を中心とする非西洋的法観念が存在しており、全体として複合的な性格を示したのであった。
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