研究課題/領域番号 |
23652160
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
張 宏波 明治学院大学, 教養教育センター, 准教授 (00441171)
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研究分担者 |
石田 隆至 明治学院大学, 明治学院大学, 研究員 (10617517)
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連携研究者 |
野田 正彰 関西学院大学, 学長室, 教授 (80112548)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 感情交流 / 歴史認識 / 聴き取り調査 / 東アジア / 戦争加害 / 戦争被害 / 戦後和解 / 日中 / 驢叫村 / 日中関係 / 中国 / 共生 |
研究概要 |
感情交流アプローチの有効性を検討するうえで、戦争経験者にのべ20名以上、1950年代前半に日本人戦犯の教育にあたった中国人にのべ8名以上、その遺族など多くの関係者からも聴き取り調査を実施した。また、戦後世代の日本人、戦争責任について研究している中国側研究者などにも聴き取りや研究交流を実施した。 こうした聴き取り調査を経て得られた知見として、感情を表出しながら経験を語ることをあえて促すことの重要性、事実や法の次元で不一致があっても感情次元での交流によって何が障害かは共有できるようになること、高齢で記憶が曖昧化しても感情を記録することは可能であり重要であること、などを見出した。
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