研究課題/領域番号 |
23653013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小畑 郁 名古屋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (40194617)
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研究分担者 |
高村 ゆかり 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70303518)
水島 朋則 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (60434916)
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連携研究者 |
桐山 孝信 大阪市立大学, 大阪市立大学, 副学長 (30214919)
深町 公信 熊本大学, 法学部, 教授 (00199168)
板倉 美奈子 静岡大学, 大学院・法務研究科, 准教授 (50257440)
徳川 信治 立命館大学, 法学部, 教授 (60280682)
齋藤 民徒 金城学院大学, 国際情報学部, 教授
西片 聡哉 京都学園大学, 法学部, 准教授 (60434651)
前田 直子 京都女子大学, 法学部, 講師 (80353514)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 国際法の国内実施 / 国際法 / 国内裁判 / 国内立法 / 国際法学 / 日本法 / 国際法と国内法の関係 / 主権免除 / 入管法 / 環境法 / 国内実施 |
研究概要 |
国際法規則の適用は、入管法のように既存の国内法体系が存在する分野では、この国内法の構造に強く規定され、この構造との関係で一定程度の創意工夫が不可欠であるが、そうした創意工夫をする前に、不適用に押し流される傾向がある。にもかかわらず、既存の国内法体系との強い緊張関係は、一部に革新的な判例を生み出し、これが、最近比較的多くみられる立法的な措置による国際法実施方法の積極的な改革に関わりをもっている。総じて、国際法の実効的な実施がなされていない状況については、裁判官のみに責任を追及することはできず、さしあたり条約締結時の内閣と国会の行動パターンを批判的にみていく必要があるということがいえる。
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