研究課題/領域番号 |
23653046
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
八谷 まち子 九州大学, 法学研究院, 教授 (40304711)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域統合 / 世俗主義 / EU / EU / アラブの春 / 脱キリスト教化 / 国際協調論 / 地域統合論 / 宗教 |
研究概要 |
EU域内における宗教課題は、ヨーロッパの伝統的な課題である国家と協会の関係ではなく、キリスト教と他の宗教との共存に関する事柄であるといえる。しかし、EU加盟国は、国教をもっているとしても、「世俗主義」を大原則としており、EU統合において宗教があえて議論されることはまれである。そうした状況のなかで、本研究開始した時期とほぼ時期を同じくして、いわゆる「アラブの春」の体制変動が起こり、そのことは、体制変動を経験したアラブ・中東諸国との関係の在り方を再考することをEUに迫った。すなわち、EUはイスラム教と正面から対峙することを迫られたが、反応は鈍い。EU側の現状は、研究期間終了後も大きな変化を見せていない。ひとまずは、「アラブの春」の勃発以後の2年間の状況の事実の確認、展開とEUが打ち出した対応の分析をまとめることができた。
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