研究課題/領域番号 |
23653054
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
内田 浩史 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (60294295)
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研究分担者 |
柳原 光芳 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (80298504)
金子 昭彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (10282873)
加藤 秀弥 名古屋経済大学, 経済学部, 准教授 (80434629)
篠崎 剛 東北学院大学, 経済学部, 准教授 (80467266)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 教育の経済学 / 教育学 / 心理学 / 教育目的 / 教育制度 |
研究概要 |
本研究は、心理学や社会学の知見と現場の教師の声を踏まえ、学校教育で人的資本蓄積に重要な要素を捉えた理論モデルを構築することが目的である。まず、心理学や社会学の先行研究を展望し、教師への聞き取り調査を行って、学校教育では学力に加え「社会性」を身に付けることが重要なことを明らかにした。また、モデル構築では心理学・社会学が重視する「社会化」概念を考慮すべきことが分かった。そして、既存の人的資本理論とは異なる形で「社会性」を人的資本蓄積の重要な要素として明示的に扱うモデルを構築した。その結果、子どもの教育水準が上昇する場合でも、かえって社会性が低下し、人的資本水準の低下につながる可能性を示した。
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