研究課題/領域番号 |
23653064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
岡本 亮介 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (60323945)
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研究分担者 |
細江 宣裕 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (60313483)
田中 誠 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (10377137)
池田 真介 政策研究大学院大学, 政策研究科, 助教授 (90598567)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 電力自由化 / 卸市場分析 / 小売市場分析 / アンバンドリング / 小売市場 / 卸市場 |
研究概要 |
本研究では、日本の小売市場について、官公庁の入札データ分析を行って自由化によって新規参入者による応札が増加し、平均的に0.48円/kWh程度電気料金が有意に低下することがわかった。卸市場については、日本卸電力取引所の約定データを用いてファイナンス理論に基づいた時系列分析を行い、この市場におけるスプレッドで表される取引コストが非常に高い-たとえばS&P500の先物市場のようなよく機能する市場に比べて50倍も大きいことが明らかにされた。加えて、福島原発事故による債務問題と、電力市場のアンバンドリングの可能性についても検討を加えた。
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