研究課題/領域番号 |
23653067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
高阪 章 関西学院大学, 国際学部, 教授 (00205329)
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連携研究者 |
小川 英治 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (80185503)
佐藤 清隆 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (30311319)
新開 潤一 大阪大学, 大学院国際公共政策研究科, 特任研究員 (10571648)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | マクロ金融政策レジーム / マクロ政策のトリレンマ / 国内金融システム / マクロ経済ショック波及メカニズム / マクロ金融リンケージ / 東アジア新興市場国 / グローバル金融危機 / 地域金融協力 / 金融政策レジーム / 国内金融市場構造 / 政策波及メカニズム |
研究成果の概要 |
グローバル金融危機により、自由な資本移動のリスクが見直され、金融政策レジームは再検討する必要があるとの認識が広まった。そこで、本研究では、東アジアを念頭に、新興市場における頑健なマクロ金融政策レジームの選択肢を考察した。その結果、東アジアは、アジア危機の手痛い経験を踏まえて、新しいマクロ金融政策レジームを作り上げてきたと評価でき、それは、従来の政策処方箋の示すところとは異なり、為替レートや資本移動を巧みに管理することによる、折衷的だが、現実的な政策運営であるであることがわかった。このヘテロドックスな金融政策レジームは、他の新興市場にも有力な代替的選択肢を提示しているものと思われる。
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