研究課題/領域番号 |
23653172
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
宮本 節子 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (60305688)
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研究分担者 |
浅井 亜紀子 桜美林大学, リベラルアーツ学群, 准教授 (10369457)
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連携研究者 |
箕浦 康子 お茶の水女子大学, 名誉教授 (20135924)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 文化接触 / 看護師 / 介護士 / 青年期 / インドネシア / ICT / 介護福祉士 / 社会・文化的アプローチ / メディア / 社会系心理学 / アジア系 / 医療従事者 |
研究成果の概要 |
本研究では、ICTがEPA医療従事者の異文化体験をどう変容させたかを調べた。対象者は、看護師候補47名、介護福祉士候補57名、うち14名はインドネシアで会った帰国者である。面接では、仕事中及び仕事外での困難・喜び、勤務先での仕事や国家試験にむけての研修、家族やEPA仲間との関係性を尋ねた。 候補者は、勤務中は日本語を使い、勤務時間外では毎日ICTを使って母語で家族や仲間とコミュニケーションをとり、異国生活のストレスを緩和していた。また、EPAの日本側の政策意図に反して、国家試験に合格しても43%が3年以内に帰国していた。ICTにより大きく変容した文化接触の新たな理論が必要性である。
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