研究課題/領域番号 |
23653177
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
三浦 麻子 関西学院大学, 文学部, 教授 (30273569)
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研究分担者 |
森尾 博昭 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80361559)
折田 明子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任講師 (20338239)
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研究協力者 |
田代 光輝 ニフティ株式会社
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | オンラインコミュニティ / アーカイバルデータ / ダイナミズム / 社会的距離 / 名乗り / 社会知 / オンライン・コミュニティ / 電子掲示板 |
研究概要 |
オンラインコミュニティでの社会知醸成過程を解明するため,1990年代に多数の利用者を集めた著名なコミュニティ(ニフティサーブ)のアーカイバルデータを分析した.特に心理学フォーラムを分析対象とし,6つの会議室のログをほぼ完全に発掘することに成功した.質量両側面からの分析の結果,利用者の質的差異がコミュニティで醸成される社会知の質に影響していた可能性が示唆された.また,書き込みと応答のコミュニケーションをネットワーク分析によって視覚化したところ,ネットワーク指標に応じてコミュニケーション構造が質的に異なることが示された.フォーラム参加者の名乗りについても探索的に分析した.
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