研究課題/領域番号 |
23653211
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 仁愛大学 |
研究代表者 |
久保 陽子 仁愛大学, 人間学部, 准教授 (50600251)
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連携研究者 |
谷澤 昭彦 福井大学, 医学部小児科, 准教授 (50227229)
鈴木 孝二 福井大学, 医学部小児科, 助教 (10397268)
松浦 ひろみ 京都女子大学, 発達教育学部教育学科, 准教授 (70314169)
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研究協力者 |
木下 教子
鈴木 仁美
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小児がん経験者 / 心理ケア / 臨床心理学的研究 / 臨床心理学 / 心理検査 / 半構造面接 |
研究成果の概要 |
治療後,社会復帰していく小児がん経験者は様々な心理社会的問題を抱えていることが知られている。本研究では、経験者の心理的特徴を明らかにし、臨床心理学的観点からその心理ケアについて検討することを目的として心理検査と半構造化面接を実施した。その結果,経験者は自分を抑えて他者に尽くす性格特性があり,感情表出に消極的であるなど,いくつかの特徴がみられた。16歳以上の経験者には不安を回避する傾向があり,これは不安から心理的距離をとる適応的なあり方の一つと考えられた。これらの心理的特徴を考慮し,なかなか表出されない感情を汲み取って経験者に受け入れられやすい関わりを模索する必要があることなどが考えられた。
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