研究課題/領域番号 |
23653231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
齋藤 馨子 (大森 馨子) 神奈川大学, 経営学部, 非常勤講師 (30533038)
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研究分担者 |
和氣 洋美 神奈川大学, 人間科学部, 教授 (80122951)
厳島 行雄 日本大学, 文理学部, 教授 (20147698)
五十嵐 由夏 神奈川大学, 人間科学部, 非常勤講師 (50639581)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 触覚 / 身体接触 / 身体背面部 / 臀部 / 手 / 痴漢 / 冤罪 / 感情 / 記憶 |
研究概要 |
痴漢被害に関する質問紙調査では、女性の約37%、男性の約5%が痴漢被害を経験しており、痴漢被害部位の多くは臀部であることが示された。痴漢被害遭遇時は目視による犯人確認が困難であることも明らかとなった。また、痴漢と判断される行動が混雑した公共交通機関内で容易に生じることも確認された。身体接触に関する調査では、身体接触を基本的に不快と感じることが示された。触判断に関する実験的検討では、視聴覚情報が遮断された状態で背後の他者の立ち位置を感じることはできず、刺激の動きの有無や連続提示にかかわらず、臀部では触覚情報のみによって対象を正しく判断することは困難であることが明らかとなった。
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