研究課題/領域番号 |
23654042
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
二宮 広和 明治大学, 総合数理学部, 教授 (90251610)
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研究分担者 |
上山 大信 明治大学, 総合数理学部, 教授 (20304389)
若狭 徹 九州工業大学, 工学研究院, 准教授 (20454069)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | パターン形成 / 疑似解 / 非平衡系 / 反応拡散系 / 進行波解 / 応用数学 / 国際研究者交流(台湾) / 国際研究者交流(台湾) / 国際情報交流(アメリカ合衆国・フランス) / 進行波 |
研究概要 |
非平衡成長パターンの疑似解の構成にあたり,興奮場における自発的スパイラル形成を取り上げた.上山らは,光BZ反応による実験や数値計算によって,非一様なミクロ状態がマクロなスパイラル形成に与える影響を調べた.二宮らは,FitzHugh-Nagumo方程式の疑似解として,wave front interaction model を取り上げ,回転スポット解,回転スパイラル解などの構成を行った.これらの研究をもとに,FitzHugh-Nagumo型方程式の特異極限問題の進行スポット解の構成に成功した.これにより,2次元における自発的スパイラル形成メカニズムが説明できるようになった.
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