研究課題/領域番号 |
23654050
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎解析学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
梅田 亨 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00176728)
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連携研究者 |
野海 正俊 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環重点研究部, 教授 (80164672)
伊藤 稔 鹿児島大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60381141)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 超幾何函数 / 五角数定理 / 表現論 / 不変式論 / q-analogue / 超幾何級数 |
研究概要 |
五角数定理とその一般化は,無限サイズの行列の組が,或る差分関係式(五角数方程式)を満たす時,その行列の跡等式として得られる.五角数方程式の内容は,二つの行列が殆ど共軛ということだが,それにも拘わらず,跡に差がでる(アノマリー)という無限サイズ特有の現象が起きるのである.五角数方程式の解を具体的に書くことで様々な興味深い等式,特にq-超幾何級数の反転公式が得られる.この背後にある,不変式論・表現論,及び,非可換世界を明らかにすることで,超幾何の地平を拡げた.特に,一見あきらかでない対称性を双対性(dual pair)の視点から取り出し,群論的機構を追究した.
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