研究課題/領域番号 |
23654064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
大域解析学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小澤 徹 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70204196)
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研究分担者 |
山内 雄介 早稲田大学, 重点領域研究機構, 次席研究員 (00451435)
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連携研究者 |
前川 泰則 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (70507954)
田中 和永 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20188288)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 関数方程式の大域理論 / 解の爆発 / 非線型放物型方程式 |
研究概要 |
藤田型の非線型熱伝導方程式の初期値問題の正値解の爆発現象について研究した。解が爆発する事は約半世紀前の藤田宏の先駆的研究以来良く知られており、最近では爆発解の形状などの空間的挙動についても精密な研究が行われている。本研究では、爆発時刻が初期データの球面平均を用いて特徴付けられる事を示した。Lee とNi の結果(Trans.AMS, 1992)およびGui とWang の結果(JDE, 1995)で課されていた一様性と等方性の仮定を外し、爆発現象が常微分方程式的構造に支配されてる様子を明らかにした。
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