研究課題/領域番号 |
23654073
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岸本 康宏 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (30374911)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | シンチレータ / ナノテクノロジー / ニュートリノ / ナノ粒子 |
研究概要 |
液体シンチレータ中にナノ粒子を分散させることで,光学的に透明でかつ巨大な標的物質を含んだ,新しいタイプのシンチレータの開発と研究を行った.本研究では,標的物質として,二重ベータ崩壊核であるカルシウムに注目し,炭酸カルシウムのナノ粒子についての実験を行った.4種類のナノ炭酸カルシウム試薬を液体シンチレータ中に分散させることを試みたが,溶解度が小さく,しかも安定でないことが判明した.ナノ粒子の分散では,表面修飾がカギを握るため,この動向に注意して将来再チャレンジしたい.
|