研究課題/領域番号 |
23654106
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
江馬 一弘 上智大学, 理工学部, 教授 (40194021)
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連携研究者 |
欅田 英之 上智大学, 理工学部, 助教 (50296886)
早下 隆士 上智大学, 理工学部, 教授 (70183564)
橋本 剛 上智大学, 理工学部, 助教 (20333049)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 光物性 / 超分子 / 光誘起電子移動 / 糖認識 / シクロデキストリン / 蛍光プローブ / ナノ光物性 |
研究概要 |
シクロデキストリン(CyD)という桶型構造を持つ分子とボロン酸蛍光プローブ(C1-APB)の組み合わせとなる超分子複合体は、糖を認識する機能を持つ。具体的には、紫外光を照射したときに、糖の有無で発光が起きるか起きないかが異なる。この発光と消光のメカニズムを光誘起電子移動(PET)の観点から詳細に調べた。 また、シクロデキストリンの桶の大きさの異なるa-CyDとb-CyDを用意し、大きさの違いが、光誘起電子移動に与える影響を調べた。その結果、大きな桶では、C1-APBのどの部位でも包接するが、小さい桶では、ボロン酸しか包接していないことがわかり、消光の仕方に大きな差が出ることが判明した。
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