研究課題/領域番号 |
23654119
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
芝内 孝禎 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (00251356)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 強相関系 / 対称性の破れ / 磁気トルク / 角度依存性 / 斜方晶歪み / ネマティック秩序 / 磁気異方性 / 2次相転移 / 鉄系超伝導体 / 斜方晶 / 組成依存性 / ネマティック相 |
研究概要 |
本研究では、強相関電子系物質において議論されている、電子状態が結晶の持つ回転対称性を破る「電子ネマティック」状態を調べる新しい方法として、高感度な磁気測定が可能であるマイクロカンチレバーを用いた磁気トルクの角度依存性測定を用いた対称性の破れの検出を可能にした。実際に鉄系超伝導体の常伝導状態および重い電子系化合物URu2Si2の隠れた秩序相において、帯磁率の面内異方性を観測し、回転対称性の破れた電子ネマティック相の存在を明らかにした。
|