研究課題/領域番号 |
23654141
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
上坂 友洋 独立行政法人理化学研究所, 上坂スピン・アイソスピン研究室, 主任研究員 (60322020)
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連携研究者 |
坂口 聡志 国立大学法人九州大学, 理学府物理学科, 助教 (70569566)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 常温核偏極 / 光励起三重項状態 / パラ-ターフェニル / 核スピン偏極 / パラ・ターフェニル |
研究概要 |
本研究は、常温における陽子の高偏極を生成し、それを炭素13の超偏極に適用することを目的としている。パラ-ターフェニルをホスト分子とし、ペンタセンをゲスト分子とした単結晶を試料として偏極実験を行った。研究の結果、同分子中での陽子偏極緩和率が280-300ケルビンで極小となること、冷却窒素ガスで試料の温度を一定化しながら偏極実験を行うことにより、従来(偏極度4.8%)に比べ3倍大きな陽子偏極度が達成できることを明らかにした。今後この条件で炭素13超偏極実験を進める。
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