研究課題/領域番号 |
23654146
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 東北大学 (2012) お茶の水女子大学 (2011) |
研究代表者 |
今井 正幸 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60251485)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 生命現象の物理 / 自己駆動 / 螺旋運動 / ベシクル / オレイン酸 / 化学刺激 / chemophoresis / 人工鞭毛 / pH / 走化性 / マイクロインジェクション / 国際研究者交流 |
研究概要 |
生体系では自らを駆動する為に、外部からの化学エネルギーを様々な形で力学的エネルギーに変換している。そのような化学刺激を力学的エネルギーへと変換する機構について2つの観点から検討を行った。1つは、化学エネルギーをチューブ状ベシクルの螺旋運動へと転換し、そこから駆動力を得る機構、もう1つは化学刺激によって得られるベシクル膜の表面エネルギーの勾配を使って駆動する系である。前者については、脂肪酸分子集合体が螺旋運動を行なう条件を見出した。後者については化学刺激によって、ベシクルがその刺激の源に集まるchemophoresis(chemotaxis)現象を見出した。
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