研究課題/領域番号 |
23654170
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
西川 治 秋田大学, 工学資源学研究科, 講師 (90375220)
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研究分担者 |
大槻 憲四郎 東北大学, 理学研究科, 名誉教授 (70004497)
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連携研究者 |
武藤 潤 東北大学, 理学研究科, 助教 (40545787)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 断層 / 固着すべり / 応力場 / ガス圧式三軸試験機 / 粉砕 / ラプチャー / ガス圧式三軸圧縮試験 |
研究概要 |
地震性すべりにともなう岩石の粉砕現象を三軸圧縮試験機で再現し、そのメカニズムを考察した。まず、断層ラプチャー先端部が通過する際の局所的な応力場の変化を捉えるために、5MHzで10チャンネルを同時観測出来るシステムを構築した。これにより、スリップ開始時に断層ラプチャーがS 波速度を超える速度で進展していることを確認できた。力学データと3DX 線CT画像による割れ目解析の結果、非常に高い垂直応力下では、すべり発生時に強い引っ張り力が面全体に作用し、モードI割れ目が多数形成されて激しく粉砕することが推定された。
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