研究課題/領域番号 |
23654173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
乙藤 洋一郎 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90160895)
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研究分担者 |
宇野 康司 岡山大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (10510745)
佐藤 鋭一 神戸大学, 大学教育推進機構, 助教 (40609848)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 蛇紋岩 / 古地磁気学 / 岩石磁気学 / 西南日本弧 / 東北日本弧 / 残留磁化 / テクトニクス / 蛇紋岩化作用 / 古地磁気 |
研究概要 |
蛇紋岩を、西南日本弧では、大江山・九頭竜川・白馬・親不知の4か所で、東北日本弧では常陸太田において、古地磁気学のために試料採取を行った。残留磁化測定は、magnetiteが磁化を担っていることを明らかにした。Peridotiteが熱水変質しmagnetiteが析出しているときに残留磁化を獲得したことを示唆した。 西南日本弧の桜江・大江山・九頭竜川の蛇紋岩の残留磁化は、偏角約60°を示し、そのほかの地域では、現在の地磁気方向のみでなく、逆極性の磁化も記録していることが分かった。蛇紋岩化する熱水変質は、西南日本が回転した15Ma以前から現在までのいろんな時期に起こっていることが分かった。
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