研究課題/領域番号 |
23655024
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
河合 英敏 東京理科大学, 理学部, 准教授 (50322798)
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研究分担者 |
鈴木 孝紀 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70202132)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 水素結合 / アミド / 結晶構造 / 次元制御 / 自己集合 / 超分子 / ナノチューブ / ゲル / 粉末X線構造解析 |
研究概要 |
本研究では、非常に単純な化合物であるインダンジカルボキサミド誘導体が水素結合形成により強固な2次元シート構造へと集合することを利用し、その構造修飾により多様な構造の次元制御とその応用を目的として研究を行った。種々の置換様式からなる縮環マロナミドはいずれも高い信頼性で2次元シート構造へと集合し、縮環構造の幅の広さに応じシート間の重なり方が制御可能であることを明らかにした。また、両端に縮環マロナミド構造をもつ誘導体では、内部に溶媒分子を取り込んだ3次元格子構造を形成すること、さらに嵩高いトリプチセン骨格を縮環した誘導体では、シートがまるまることで1次元チューブ構造を形成することを明らかにした。
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