研究課題/領域番号 |
23655037
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
依光 英樹 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00372566)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | クロスカップリング / パラジウム / ポルフィリン / ケイ素 / 亜鉛 / ブタジイン / ハロゲン化 / ハロゲンマグネシウム交換 / グリニャール反応剤 / ポルフィリン二量体 / π共役系 / π共役系連結 / 銅 |
研究概要 |
環状ポルフィリン多量体は、光合成中心における光捕集アンテナのモデル分子や新規機能性分子として、古くから盛んに研究がおこなわれてきた。我々は、シリルメチル亜鉛反応剤、ブタジイン、シリレンを蝶番とする新しいπ共役系連結法を開発し、ポルフィリン多量体の高効率合成法を開発した。 例えば、β,β’-ジエチニルポルフィリンに対して、銅(II)塩を用いたカップリングを行えばブタジイン架橋環状ポルフィリン二量体が、パラジウム(II)触媒を用いる酸化的カップリングにより三量体が選択的に生成することを見いだした。ブタジインユニットを蝶番にしたπ共役系の連結法を開発し、新しいポルフィリン多量体の合成に成功した。
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