研究課題/領域番号 |
23655121
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
北村 房男 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00224973)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 触媒 / 燃料電池 / ルビジウム / 酸素還元反応 / タリウム / 電極触媒 / 金電極 / 酸素還元 / 酸素発生反応 / 触媒作用 |
研究概要 |
ルビジウムイオンを含む塩基性水溶液中において、金電極での酸素還元反応(ORR)が著しく促進される現象のメカニズムを解明する上で、ルビジウム以外の他成分の存在がORR活性へ大きく影響を及ぼすことが明らかとなった。そこで、最も高い活性の得られる試薬についてICPやXPSによる化学分析を実施したところ、微量のタリウムが検出された。そこで、タリウムイオンを微量添加して実験したところ、ORR特性が大きく改善されることがわかった。タリウムの影響解析を軸に研究を実施したところ、金表面に吸着したタリウムが、表面水酸基の量や金の電子状態に影響を与えていることがXPSなどの手法により明らかとなった。
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