研究課題/領域番号 |
23655131
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
酒井 剛 宮崎大学, 工学部, 教授 (40284567)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ケイ酸タングステン / マイクロ波 / セルロース / グルコース / 直接糖化 / ヘテロポリ酸 / ポリ酸 / バイオマス / 完全糖化 |
研究概要 |
ケイ酸タングステン共存下でのマイクロ波照射により、セルロースを糖化できる新たな現象を見出した。ケイ酸タングステン等のヘテロポリ酸の結晶構造や溶媒の効果を調べることにより、高効率変換メカニズムの解明に取り組み、溶媒の効果として、水とエタノールの混合溶媒を用いれば、グルコース収率が80%まで向上することを見出した。また、ケイ酸タングステンに乾燥処理を行うと、グルコース収率が高くなる結果を与えた。この結果から、マイクロ波照射によるセルロースの直接糖化はケイ酸タングステン中の結晶水の含量や状態に大きく依存し、条件を最適化できれば、極めて高いグルコース収率を与え、最高で99%の糖化率が得られた。
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