研究課題/領域番号 |
23655139
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境関連化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
蔵崎 正明 (藏崎 正明) 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 助教 (80161727)
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研究分担者 |
齋藤 健 (斎藤 健) 北海道大学, 大学院・保健科学研究院, 教授 (40153811)
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連携研究者 |
佐藤 伸 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (40310099)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 微量環境物質評価 / 影響評価法 / 長寿遺伝子 / エピジェネチック / リアルタイムPCR / アポトーシス / フタル酸ジエチル / PC12細胞 / 微量環境汚染化学物質 / サーチュインファミリー |
研究概要 |
新規評価法構築のために環境汚染化学物質のサーチュインファミリーの1つであるSirt1の発現に及ぼす影響を検討したところ、環境ホルモン様作用があるとされ、細胞内アポトーシスを増強する作用のあるフタル酸ジエチル投与、あるいは生体内過酸化状態を引き起こす銅および過酸化水素投与によりSirt1の発現量が有意に増加していることが明らかになった。一方、妊娠期に低栄養曝露されたラットの産仔中ではSirt1およびSirt2がやや減少する傾向が認められた。以上の結果から長寿遺伝子を化学物質影響評価に用いることは妥当と結論された。
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