研究課題/領域番号 |
23655160
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
植田 正 九州大学, 薬学研究院, 教授 (90184928)
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研究分担者 |
白石 充典 九州大学, 薬学研究院, 助教 (00380527)
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連携研究者 |
阿部 義人 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (60315091)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 抗体工学 / 安定化 / アミノ酸改変 / ヒト型Fab / 蛋白質の劣化 / Fab / 蛋白質工学 / 抗体医薬品 / 蛋白質 / アミノ酸変異 / デアミデーション |
研究概要 |
本研究の目的はヒト型Fab定常部に普遍的な安定化を施し、この定常領域を新規なスキャフォールド(土台)として用いることである。まず、ヒト型Fabの定常部位でL鎖のAsn138がヒト型FabのAsnの中で脱アミド化しやすい部位であることを示した。その部位Asn138をAsp及びAlaに変異した変異体を作製し、pH6.5、25℃でグアニジン塩酸塩に対する安定性を評価した。その結果、Asp138Fabは、未変異型Fabに較べて非常に不安定であったが、Ala138Fabは未変異型と同程度安定であった。pH 9での加熱実験では、Ala138Fabは未変異型より安定であった。
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