研究課題/領域番号 |
23655208
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
熊木 治郎 山形大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (00500290)
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | ポリマーアロイ / 高分子単分子膜 / 走査プローブ顕微鏡 / 高分子構造・物性 / 超薄膜 / ナノ材料 / 表面・界面物性 |
研究概要 |
ポリメチルメタクリレート(PMMA)/ポリノニルアクリレート(PNA)の分子相溶系ブレンド単分子膜を用いて、PMMAを少量添加した組成で、単分子膜に可溶化したPMMA孤立鎖を直接原子間力顕微鏡(AFM)で観察した。PMMA鎖の回転半径がPMMAの分子量の0.63乗に比例し、マトリックスのPNAの分子量には依存しないことがわかった。このことは、0.63乗が2次元の良溶媒中の広がり、0.75乗に比べて幾分低いものの、本系が極めて相溶性が高いことを示していると考えらえる。本研究は、汎用ポリマーの単分子膜中での広がりをAFMを用いて分子レベルで直接評価した最初の例である。
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