研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、棒状コレステリック液晶-屈曲型液晶二成分混合系におけるナノ相分離構造を作製し、ランダム分布帰還型フォトニック効果を検証、さらに金ナノ粒子を展開しプラズモニクス現象も組み合わせてさらなる効率化向上を目指した。小 角X線散乱測定よりコレステリック液晶を形成する液晶2種が、屈曲型液晶との混合により相分離を確認し、最終的に良好なフォトニックバンド構造体は形成されなかった。一方金ナノ粒子を液晶に混合した所、予想に反し配向秩序の高い部分に集まることが明らかになった。以上当初の予想に反する結果が2点明らかになったが、今後は逆にそれを利用した発光増強の試みを行う予定である。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
Adv. Mater
巻: 25 号: 23 ページ: 4-4
10.1002/adma.201300776