研究課題/領域番号 |
23656045
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
富田 康生 電気通信大学, 大学院・情報理工学科, 教授 (50242342)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 光学素子 / フォトポリマー / ナノ微粒子 / 中性子ビーム |
研究概要 |
冷中性子波長および極冷中性子波長での中性子干渉計や集光型小角散乱装置のためのホログラフィック中性子光学素子実現のフィージビリティーを明らかにすることを目的として、光重合性ナノ微粒子-ポリマーナノコンポジット材料中でのホログラフィック光重合を利用した緑色波長(532nm)レーザーを用いた体積平面ホログラムの作成とその回折特性を評価し、概体積平面ホログラムの中性子回折特性を明らかにした。そして、極冷中性子波長(4nm)においてホログラムの自立膜化による90%の回折効率を持つミラー動作、さらに冷中性子波長(1.7nm)において1:1:1の分配率の3ポートビームスプリッター動作を実証し、光重合性ナノ微粒子-ポリマーナノコンポジット材料のホログラフィック中性子光学素子としてのフィージビリティーを実証した。
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