研究課題/領域番号 |
23656056
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
青木 貞雄 筑波大学, 名誉教授 (50016804)
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連携研究者 |
渡辺 紀生 筑波大学, 数理物質系, 講師 (80241793)
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研究協力者 |
橋爪 惇起
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中性子 / Ⅹ線 / 顕微鏡 / 位相差 / 暗視野 / ウオルターミラー / 全反射 / 斜入射 / X線 / イメージングプレート / 原子炉 |
研究成果の概要 |
波長1nm前後の中性子は、鏡面にすれすれに入射(斜入射)させると全反射を起こす。本研究では、Ⅹ線の結像用に開発してきたウオルターミラー(ひとつの焦点を共有する軸対称の双曲面ミラーと楕円面ミラーを連結したガラス製のミラーで、反射面に白金をコートし、反射率を上げた)を用いて中性子の集光および結像を試みた。原子炉からの中性子(波長0.6~1nm)をウオルターミラーで集光結像した結果、倍率280分の1の縮小像を得た。検出器には中性子用のイメージングプレートを用いた。中性子位相差顕微鏡用の4分の1波長板材料として銅を用いた場合、波長0.6nmの中性子に対し9ミクロンの厚さが必要な事が示された。
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