| 研究概要 |
有限領域のVoronoi格子分割について境界補間などについて一次近似と高次近似の特徴を評価するとともに,非対称性格子上の作用素について補間誤差理論を用いた誤差評価を試みた．また,Cahn--Hilliard方程式などの偏微分方程式に適用し理論予測通りであることを確認した．さらに,計算量の大きい非対称数値スキームに対し,離散変分の定義を緩和して予測子修正子法を適用し数値スキームの弱非線形化を行った．これにより,強い非線形性問題に対し緩和構造保存性を保つほぼ線形な高速数値スキームを得た．
また,国際研究集会SciCADEにて招待講演を行うなど多くの国際研究集会に参加・講演等を行った．
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