研究課題/領域番号 |
23656114
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土屋 健介 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (80345173)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 摺動面 / ピッティング / なじみ / 鏡面加工 / 微細凹凸形状 |
研究概要 |
摺動面の寿命を向上させるために、表面を鏡面に仕上げた“はじめからなじみ切った”摺動面、および表層に高さ10μm程度の凹凸を転写してから厚み10μmの潤滑膜を付与した“積極的になじませる”摺動面を製作した。 前者の鏡面研削した円筒同士で摺動加速試験を行った結果、寿命が10倍程度長くなることが確認できた。2つめの犠牲膜付与加工を行った摺動面は、試験開始直後1 分間で潤滑膜が剥がれることが分かった。これを解決するために、フィラーを添加した複合めっき膜付与で摺動面を強化した。直径数μmの粒子をめっき浴に混合することで、表面に10μm程度の凹凸ができ、従来のめっき膜よりも高い硬度を実現した。
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