研究課題
挑戦的萌芽研究
マイクロ・ナノ流体工学を確立する上で重要な微小空間の熱物質輸送機構を明らかにするために、微小流路における流体の速度および温度・濃度といった輸送の指標となるスカラー量の同時計測法を開発した。ナノ粒子に複数の蛍光分子を修飾する方法を確立することで、スカラー量測定機能を有する多変量ナノトレーサを作成した。これを用いてマイクロ流路における流速とpHの同時計測を行い、本手法の原理を実証した。これにより、ナノスケールの熱物質輸送の定量評価を行うことが初めて可能となった。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 5件) 図書 (3件) 備考 (3件)
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