研究課題/領域番号 |
23656218
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
梶井 博武 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (00324814)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 電子・電気材料 / 電子デバイス / 有機導体 / 分子性固体 / 光物性 / 有機発光トランジスタ |
研究概要 |
本研究では、駆動と発光を兼ね備えた高効率な発光トランジスタを実現するため、液晶能を有する導電性高分子が熱処理により自己組織的に配列する現象を利用し、有機トランジスタに光機能を付加する方法として、熱拡散による高分子薄膜中への燐光性色素材料の拡散制御を試みた。赤色燐光材料をアルキルフルオレン高分子に熱拡散ドープして作製したトップゲート型高分子トランジスタにおいて、両極性の特性と赤色発光の両方が観測された。熱拡散による高分子薄膜中への燐光性色素材料の拡散制御により結晶性薄膜を用いた有機層/絶縁膜界面にキャリアが伝導する燐光発光高分子トランジスタを開発に成功した。
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