研究課題/領域番号 |
23656242
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
本多 謙介 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60334314)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ダイヤモンドライクカーボン / 半導体 / センサー材料 / アモルファスカーボン / ホウ素 / 電気化学触媒 / マンガンイオン検出 / ナノ微粒子 / 電気化学ガスセンサー / 半導体材料ガス / 高感度検出 |
研究概要 |
本研究課題では、化学組成とナノサイズの形状を制御したアモルファスカーボン(a-C)電極を創製し、電気化学活性の発現メカニズムの解明を通して、環境に有害な物質(AsH3やPH3など)の高感度検出が可能な電気化学センサーを実現することを目的とした。原料中のホウ酸トリメチルとn-ヘキサンの混合比変更により、キャリア密度が1014cm-3から1.3×1019cm-3の範囲で可変なp型a-C半導体を実現した。ホウ素は水素発生の電気化学触媒として働く。ホウ素量の制限により水素発生の反応性抑制が可能であり、標準電位が低いMn2+イオンを、排出基準(0.2 mM)以下の0.02 mMの濃度で検出することに成功した。
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