研究課題/領域番号 |
23656404
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
森 茂生 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20251613)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ナノ構造制御 / 磁性材料 / ローレンツTEM / 電子回折 / 透過型電子顕微鏡 / ナノ構造 / スピネル構造 |
研究概要 |
本研究では、スピネル型磁性酸化物Co(Fe,Mn)_2O_4に注目し、熱処理温度や化学組成を変化させることで化学相分離と試料中の歪場制御し、磁性相のCoFe_1.4MnO_4 と非磁性相のCoFe_<0.4>Mn_2O_4から成るナノサイズのチェスボード型微細組織の自己形成に成功し、残留磁束密度や保磁力などの磁気特性の向上を達成した。また、レアメタルであるCo元素を他の遷移元素で置換することにより、レアメタルフリーな磁性酸化物の探索を行い、Co_<0.6-x>Cu_xFe_<0.9>Mn_<1.5>O_4でナノスケールサイズのチェスボード型微細組織をもつ硬磁性材料の作製に成功した。
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