研究課題/領域番号 |
23656405
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
林 晃敏 大阪府立大学, 大阪府立大学, 助教 (10364027)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | イオン伝導体 / 柔粘性結晶 / リチウム電池 / 全固体電池 |
研究概要 |
P_12TFSAをベースとするイオン伝導性柔粘性結晶を作製し、その熱的、電気的、電気化学的特性について調べた。作製したP_12TFSA-M(TFSA)_n (M=Li, Na or Mg; n=1 or 2)系試料はイオン伝導性を示すことがわかった。またP_12TFSAを金属リチウムと接触させて40℃で保持することによって、P_12TFSAにリチウムがドープされ、導電率が増大することがわかった。酸化物系電解質であるLi_<1.4>Al_<0.4>Ti_<1.6>(PO_4)_3とP_12TFSA-LiTFSAを複合化することによって得られた複合体は、40℃で10^<-4>S cm^<-1>の導電率を示した。これを電解質に用いたLi / LiFePO_4電池が、二次電池として作動することが明らかになった。
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