研究課題/領域番号 |
23656419
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 義倫 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 准教授 (30374995)
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研究分担者 |
田路 和幸 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 教授 (10175474)
高橋 英志 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (90312652)
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連携研究者 |
高橋 英志 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 准教授 (90312652)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ナノチューブ・フラーレン / 太陽光発電 / 光物性 / 表面・界面物性 / 熱工学 / ① ナノチューブ・フラーレン |
研究概要 |
本研究では、高結晶性SWCNT薄膜/バルク膜セルを調製し、その光起電力を調べた。SWCNT薄膜(透過率9.0%)/バルク膜(透過率2.3%)界面構造セルのバルク側(10×10mm^2)に光(100mW/cm^2の太陽光シミュレーター)を照射すると、光起電力0.90mVが発生した。ゼーベック係数は+66.4μV/Kと見積もられ、SWCNTのキャリヤは正孔であった。また、セルのI-V曲線は線形を示し、薄膜/バルク界面はショットキー接合ではなく、オーミック接合であった。SWCNT薄膜/バルク界面構造セルにおける光起電力は、光励起された電子が熱に変換されたことにより発生さられる温度差に由来する熱起電力であると考えられる。
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