研究課題/領域番号 |
23656422
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 秀実 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (80323096)
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研究分担者 |
湯蓋 邦夫 (湯葢 邦夫) 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (00302208)
和田 武 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (10431602)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ポーラス金属 / デアロイング / ナノポーラス金属 |
研究概要 |
金属溶湯中でのデアロイング反応を利用したナノポーラス金属の新規作製技術を考案した。本技術では前駆合金を金属浴へ浸漬すると、前駆合金から特定成分のみがデアロイングされ、残留成分がナノポーラス構造を自己組織化する。このデアロイング反応の組織および組成変化解析の結果から、金属溶湯中デアロイング反応では前駆合金から金属浴へ溶出した元素の拡散が律速段階であること、生成したナノポーラス金属のリガメントは表面拡散による表面凹凸緩和機構によって粗大化することを明らかにした。これらに基づいて金属溶湯デアロイングにおけるポーラス構造生成メカニズムが、水溶液中のデアロイングと同様であることを明らかにした。
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